韓国雑感1。韓国の反日

 韓国の反日を見ていると、祖母が北朝鮮ピョンヤン生まれで北朝鮮での生活は楽しかったようで朝鮮人の悪口は行っていなかったので、複雑な気持ちになる。

 英国人女性の旅行家イザベラ・バードが日本による韓国併合前の朝鮮半島の状態を記述している。中国の北京を訪れる前は、ソウルが世界最悪の醜悪な都市だと思っていたそうだ。糞尿だらけで悪臭の漂う街だったとのこと。上層階級の人間が威張り散らし、官僚・ビジネスの世界では賄賂が蔓延し、こちらも同じように醜悪だったとのこと。悪臭の漂う環境は過去の話となっても、賄賂等の政界・ビジネス界等の腐敗状況は全く変わっていなくて現在進行形。

 韓国では日本全否定が大流行だが、このような状態の朝鮮半島の状態を鉄道・電気や水道等インフラ整備から始めて、日用文房具、家電、様々な機械、発電から鉄鋼業・自動車・造船等の技術移転を韓国へ移転した国はどこなのだろうか?韓国人の言うように韓国人が優秀な民族なら何故発展の基礎が自前でできなかったのだろうか?請求権放棄協定締結後の日本からの莫大な経済援助は微々たるものだったと言うが、当時の韓国にとっては莫大な額、この点が重要で、現在の基準で判断して非難するというのは理解に苦しむ。経済援助だけでなく様々な技術援助もしている。この技術援助を金額に換算すれば、更に莫大な額になるはず。

 祖母は韓国人の言うように極悪非道の植民地支配者日本人の一人ということになる。しかし、韓国人もいつも正しかったのだろうか?ベトナム戦争時の韓国のベトナム民間人の虐殺、ライダイハンに対していかなる責任を取っているのか?朝鮮戦争時に北朝鮮軍と韓国軍が同じ朝鮮民族をどれだけ虐殺したのか?素直に韓国の日本に対する非難を受け入れるわけにはいかない。

 韓国の反日の背後に中国共産党北朝鮮の対外交策がある可能性が高いとは思っている。

 募集工の賃金支払い請求の蒸し返し、慰安婦訴訟、事実・歴史の歪曲等・・・韓国へのお願いだが、美容整形は顔だけにしてほしい。

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         上海郊外の水郷、西塘