中國雑感4。中国人と各国人。②香港人 ③韓国人 ④モンゴル人 ⑤台湾人

②中国人と香港人

 香港人を中国人と呼んだ時、「中国人ではなくて香港人」と怒られたことが何度かあります。香港人に会った時、話す前に「香港から来た」と訊きもしないのに言われたこともあります。どうやら「中国人と香港人はマナーや礼儀が違う」、「受けた教育が違う」ということらしい。「中国人と香港人を一緒にしないでほしい」とはっきり言われたこともあります。

③中国人と韓国人

 最近、韓国人のサッカー選手が優勝カップを足で踏み、放尿の仕草をした選手もいて、両国のマスコミで非難合戦になっています。

 私の中国の大学の学生達の間でも韓国に対して好意的に話す学生は少数派でした。日本人の蔑称は小日本と日本鬼子ですが、韓国人は棒子(トウモロコシ、人間としての蔑称)です。長年韓国は中国の属国だったこともあり中国起源の文化を韓国起源として横取りする等が原因のようです。

 韓国の会社に勤務していた中国人から「給料を払わないで会社が夜逃げしテ生活の困った」とか、「取引で騙された、信用できない」等の悪口を聞いたことがあります。

 韓国人の方でも、親中派は少ないようです。

④中国人とモンゴル人

 歴史的にも、お互い侵略をし合っているので良くはない筈です。実際、モンゴルでは中国人に対する傷害事件とかが時々発生しています。

 モンゴルは2回旅行でロシア旅行の途中にも立ち寄っていますが、対日感情は悪くはないです。

⑤中国人と台湾人

 以前は、台湾人が「台湾は中国の領土だと言っているくせに、台湾人に中国入国時にビザを要求する」と文句を言うのを聞いたことがありますが、今はビザなしで入国できます。

 逆に、中国人が台湾に入国するのにビザが必要です。

 台湾人の中国に対する感情はいろいろだそうです。中国本土から国民党と一緒に来た人と元から台湾にいた人とでは中国に対する感情は違うようです。

 台湾へ毎年台湾の人口の半分くらいの中国からの旅行者が来るようで、様々なトラブルがあり拒絶反応を示す台湾人もいます。

 日本人に対する感情は良いです。台湾は数回旅行していますが

民度も日本的なので落ち着きます。中国で野球やソフトボールを台湾の企業の駐在員達と一緒に楽しんでいましたが、日本人に対し親日的でした。

 中国の大学で授業中に台湾を「~な国」等と言うと一斉に学生達が「国ではない省だ」と言い返してきました。大学のクラスに必ずスパイ学生か共青団の団員がいるので反論はしません。

 

 

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     上海と杭州の間にある碧南花園の近くの農村の風景