2019-01-01から1年間の記事一覧

中国雑感25。中国の大学における外国人留学生に対する戦略的対外工作

韓国人留学生の横に中国人が付き添うように座っているので事情を問い問い質した。大学が留学生に世話役の中国人学生を数人宛がうとのことだった。政府が国民より上位にある国なので、私への説明なければ私の許可得る等の発想も稀薄。世話役の中国人学生が世…

中国雑感24。中国に進出した外国企業と中国のビジネス事情

中国の有名な重点大学を卒業した中国人の友人がアパレルの企業と工場を経営していたが、輸出して稼いだ外貨は中国の銀行で人民元に換金せねばならないとぼやいていた。外国企業も中国 から外国へ外貨を持ち出せず、利益を中国国内への再投資にまわす他ない。…

韓国雑感1。韓国の反日

韓国の反日を見ていると、祖母が北朝鮮のピョンヤン生まれで北朝鮮での生活は楽しかったようで朝鮮人の悪口は行っていなかったので、複雑な気持ちになる。 英国人女性の旅行家イザベラ・バードが日本による韓国併合前の朝鮮半島の状態を記述している。中国の…

中国雑感23。台湾人・香港人の中国本土に対する距離感

日本の国立大学に留学している台湾人学生と話した時、中国本土に対する考えは台湾人によってさまざまだとのことであった。 台湾人の中には、自分を台湾人と考える者もいれば、自分を中華民国人と考える者もいるし、あるいは自分を台湾人であると同時に中華民…

中国雑感22。対外工作

中国の学生達は、学校教育で教えられているようで、「日本には少数民族が2ついて、一つはアイヌでもう一つは琉球人」と異口同音に言う。 沖縄の基地問題の中に中国人・中国の対外交策を受けた?韓国人(北朝鮮人)の姿が見える。 中国人は、国内では下水油、…

中国雑感21。チャイナタウン・中華街

日本には横浜・神戸・長崎に中華街があるが、日本国籍を取得したり留学や仕事で日本に住む中国人が増えてきている。 最近は東京の池袋で多くの中国人を見かけるようになった。ここが第4の中華街になるかもしれない。中国の大学の教え子の話では、池袋の中国…

中国雑感20。人民元

中国に到着して街の中を歩いて買い物をするとすぐ気が付くことは、中国人が紙幣が偽札ではないか調べることではないだろうか? 中国では偽札が多くて3割ぐらいではないかと言われるほどで、ある程度お金を持っている人間や企業等は必ず偽札識別機を持ってい…

中国雑感19。日本に留学する中国人は2流?

日本に来る中国人は様々で能力もいろいろな人間がいる。しかし日本に留学に来る中国人は2流しかいなくて、1流は皆欧米に留学に行くとはたして簡単に言い切れるのか? 北京大学・清華大学・浙江大学等重点大学を卒業した中国人が東京大学・京都大学・一橋大…

中国雑感18。中国の国家構造

「中国って~なの?」って訊かれても返答に困ることが多い。中国は、日本人並みの生活レベルの、中国共産党の幹部とその一族8000万人ぐらい、中級層5000から8000万人ぐらい、残りが貧困層という3段階に分かれる開発独裁ファシスト国家だから。人口の0.5%の…

中国雑感17。中国共産党のインターネット監視

中国国内の国民監視体制は習近平体制になってからますます酷くなっている。 中国の大学では授業中に民主主義・基本的人権等近代国家における基本的概念に言及するとただで済まなくなっている。中国の大学には各クラスに教員の言動を監視し共産党に報告するス…

中国雑感16 日本好き・精神的日本人の精日

幼児期に覚えた味がその人の一生の味覚を決めると言うが、幼児期から大人になるまで徹底的に反日教育を受けた中国人は、反日は大人になった時は既に細胞の一部になっているような感じがする。 しかし、日本のアニメや漫画好きは多いが、最近はコスプレや日本…

中國雑感15。中国の不動産バブル

崩壊しそうで未だ崩壊していない(少なくとも表面化していない)中國の不動産バブル。 私の周りでも、中国人達が親戚・友人等から借金をして転売や結婚する息子の為の部屋の用意等の目的で不動産を購入していた。数件所有している者もいた。中国各地に空き部…

中国雑感14。中国における宗教

法輪功弾圧で有名ですが、中国はもはや共産主義・社会主義国家ではありませんが、宗教に対しては観念論否定というより体制維持の為に好意的ではありません。中国政府は唯物論というよりも唯金論という状態です。 中国共産党によるウイグル抑圧は日本でも報道…

中國雑感13。南京での虐殺は、本当にあったのか?

中国に渡る前は、私も学校での自虐史観教育の影響で日本軍が虐殺をしたのではないかと疑っていました。 中国で生活していると南京虐殺はあったという前提で中国人が話をします。しかし、中国で生活をしているうちに、大躍進政策での4000万人以上の餓死、…

中国雑感12。信仰否定と拝金主義。

中国共産党の法輪功弾圧やキリスト協会抑圧は日本でも知る人が多いです。信仰・宗教否定の行き着く先が、自己中心的で他を顧みない拝金主義・成金主義です。その象徴的要素が食の安全問題です。 肉の代わりに段ボール紙をミンチにして入れた餃子が中国のテレ…

中国雑感11。虚栄虚飾文化。

韓国では、女性だけでなく男性も顔の整形をするので有名です。最近のレーダー照射事件で日本中で呆れてしまった事実の捏造ですが、韓国の学校教育では歴史・事実まで嘘を教えて整形してしまうので困ります。長い間支配を受けた宗主国の中国の虚栄文化、カン…

中国雑感10。中国での反日教育②

全国的に行われる厳しい統一試験を突破する為に死に物狂いで受験勉強をして中国の大学に入ると、中国人の大学1年生には新学期が始まると軍事教練が待っています。 人民解放軍から派遣された指揮官達の命令に従って、迷彩服を着た学生達が大学のキャンパスを…

中国雑感9。中国での反日教育①

私が中国の大学で教え始めた契機は反日教育の実態を知りたいということでした。私はスパイではありませんが、中国の教育の実態を調べようと思い中国へ渡ることにしました。 結論を言うと、私が日本で想像していたものより遥かに酷い反日教育でした。英国人教…

ロシア雑感1。

日本人の間ではロシアの評判は芳しくないですが、私がロシアを旅行した時はロシア人の中には日本に好意的な人が多いと感じました。私も旧満州でのソ連兵の日本人に対する虐殺・強姦等の非道には怒りを感じますが、ロシアを数回旅行し美しい自然に感動しロシ…

中國雑感8。中国の食の安全

日本人の友人が 、日本で買ってきた水道の浄水器を中国の水道の蛇口に設置したら3週間ぐらいで浄水器が真っ黒になったと言ったので驚いたことがあります。中国人から中国の水道水で金魚を飼うとすぐ死ぬという話も聞いたことがあります。 その後中国の水道…

中国雑感7。中国は階級社会。

若い時に北京大学の図書館で働いていた毛沢東が学生達に無視されているのを感じて傷ついたと言われていますが、中国では職業に貴賤があると感じます。 中国の大学で私が掃除人のおばさんやおじさんに「おはよう」や「こんにちは」等と会釈して挨拶すると、彼…

中国雑感6。中国で感じた人命軽視。

高学歴の中国人の友人が一人当たりのGDPが日本の10%(当時、今は中国政府発表のGDPが嘘でないとしたら25%)なら米国と核戦争して12億人が死んだら一人当たりのGDPが日本と同じになり中国は先進国になると言われ驚いたことがあります。 浙江省の…

海外117ヶ国・日本全国の周遊雑感

1980年代から今までの自転車等での日本全国・海外117ヶ国周遊・放浪及び海外の人々との異文化交流についての雑感・回想記です。 by Saguri Yukio 佐栗行雄 ベトナムのチャンアン 2016年まで生活していた中国については、大学での中国人学生達・中国人…

中國雑感5。中華街・チャイナタウンを見ていない主要国

①ロシア ロシア旅行で2回、トランジットで数回モスクワに滞在しているが、モスクワで中国人には会っても中華街は発見できませんでした。ロシア政府は、チャイナタウンを造らせない方針のように感じます。 中国共産党の戦略の中に洗国というものがあります。…

中國雑感4。中国人と各国人。②香港人 ③韓国人 ④モンゴル人 ⑤台湾人

②中国人と香港人 香港人を中国人と呼んだ時、「中国人ではなくて香港人」と怒られたことが何度かあります。香港人に会った時、話す前に「香港から来た」と訊きもしないのに言われたこともあります。どうやら「中国人と香港人はマナーや礼儀が違う」、「受け…

中國雑感3。中国人と各国人①中国人とユダヤ人 

中国が米国から技術盗用・技術移転強要認定されて嫌われ敵視される中、ハイテク技術を持つイスラエルが中国にとって重要な国となってきました。 米国には中国人の留学もビザを制限され難しくなりました。最近やっとヨーロッパの先進国も中国の技術盗用を警戒…

中國雑感2。中国の通貨人民元の問題①

中國で買い物の時等に人民元のやり取りをするると、中国人の殆どが偽札かどうか確認をします。こちらが渡した人民元札を丁寧に調べられると自分が疑われているのか思うと不愉快になりますが、一種の文化みたいなものです。何せ流通している人民元札の3割が…

中國雑感1。中国の国民監視体制①。

中国の大学の各クラスにはスパイの学生が少なくとも一人はいます。私が授業中に話したことは中国共産党に筒抜けです。このスパイ学生は宿題に自由テーマの作文を出すと必ず『南京事件』や『日本の中国侵略』等のテーマで書いてきて私の中国共産党に対する従…