2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中国雑感14。中国における宗教

法輪功弾圧で有名ですが、中国はもはや共産主義・社会主義国家ではありませんが、宗教に対しては観念論否定というより体制維持の為に好意的ではありません。中国政府は唯物論というよりも唯金論という状態です。 中国共産党によるウイグル抑圧は日本でも報道…

中國雑感13。南京での虐殺は、本当にあったのか?

中国に渡る前は、私も学校での自虐史観教育の影響で日本軍が虐殺をしたのではないかと疑っていました。 中国で生活していると南京虐殺はあったという前提で中国人が話をします。しかし、中国で生活をしているうちに、大躍進政策での4000万人以上の餓死、…

中国雑感12。信仰否定と拝金主義。

中国共産党の法輪功弾圧やキリスト協会抑圧は日本でも知る人が多いです。信仰・宗教否定の行き着く先が、自己中心的で他を顧みない拝金主義・成金主義です。その象徴的要素が食の安全問題です。 肉の代わりに段ボール紙をミンチにして入れた餃子が中国のテレ…

中国雑感11。虚栄虚飾文化。

韓国では、女性だけでなく男性も顔の整形をするので有名です。最近のレーダー照射事件で日本中で呆れてしまった事実の捏造ですが、韓国の学校教育では歴史・事実まで嘘を教えて整形してしまうので困ります。長い間支配を受けた宗主国の中国の虚栄文化、カン…

中国雑感10。中国での反日教育②

全国的に行われる厳しい統一試験を突破する為に死に物狂いで受験勉強をして中国の大学に入ると、中国人の大学1年生には新学期が始まると軍事教練が待っています。 人民解放軍から派遣された指揮官達の命令に従って、迷彩服を着た学生達が大学のキャンパスを…

中国雑感9。中国での反日教育①

私が中国の大学で教え始めた契機は反日教育の実態を知りたいということでした。私はスパイではありませんが、中国の教育の実態を調べようと思い中国へ渡ることにしました。 結論を言うと、私が日本で想像していたものより遥かに酷い反日教育でした。英国人教…

ロシア雑感1。

日本人の間ではロシアの評判は芳しくないですが、私がロシアを旅行した時はロシア人の中には日本に好意的な人が多いと感じました。私も旧満州でのソ連兵の日本人に対する虐殺・強姦等の非道には怒りを感じますが、ロシアを数回旅行し美しい自然に感動しロシ…

中國雑感8。中国の食の安全

日本人の友人が 、日本で買ってきた水道の浄水器を中国の水道の蛇口に設置したら3週間ぐらいで浄水器が真っ黒になったと言ったので驚いたことがあります。中国人から中国の水道水で金魚を飼うとすぐ死ぬという話も聞いたことがあります。 その後中国の水道…

中国雑感7。中国は階級社会。

若い時に北京大学の図書館で働いていた毛沢東が学生達に無視されているのを感じて傷ついたと言われていますが、中国では職業に貴賤があると感じます。 中国の大学で私が掃除人のおばさんやおじさんに「おはよう」や「こんにちは」等と会釈して挨拶すると、彼…

中国雑感6。中国で感じた人命軽視。

高学歴の中国人の友人が一人当たりのGDPが日本の10%(当時、今は中国政府発表のGDPが嘘でないとしたら25%)なら米国と核戦争して12億人が死んだら一人当たりのGDPが日本と同じになり中国は先進国になると言われ驚いたことがあります。 浙江省の…

海外117ヶ国・日本全国の周遊雑感

1980年代から今までの自転車等での日本全国・海外117ヶ国周遊・放浪及び海外の人々との異文化交流についての雑感・回想記です。 by Saguri Yukio 佐栗行雄 ベトナムのチャンアン 2016年まで生活していた中国については、大学での中国人学生達・中国人…

中國雑感5。中華街・チャイナタウンを見ていない主要国

①ロシア ロシア旅行で2回、トランジットで数回モスクワに滞在しているが、モスクワで中国人には会っても中華街は発見できませんでした。ロシア政府は、チャイナタウンを造らせない方針のように感じます。 中国共産党の戦略の中に洗国というものがあります。…

中國雑感4。中国人と各国人。②香港人 ③韓国人 ④モンゴル人 ⑤台湾人

②中国人と香港人 香港人を中国人と呼んだ時、「中国人ではなくて香港人」と怒られたことが何度かあります。香港人に会った時、話す前に「香港から来た」と訊きもしないのに言われたこともあります。どうやら「中国人と香港人はマナーや礼儀が違う」、「受け…

中國雑感3。中国人と各国人①中国人とユダヤ人 

中国が米国から技術盗用・技術移転強要認定されて嫌われ敵視される中、ハイテク技術を持つイスラエルが中国にとって重要な国となってきました。 米国には中国人の留学もビザを制限され難しくなりました。最近やっとヨーロッパの先進国も中国の技術盗用を警戒…

中國雑感2。中国の通貨人民元の問題①

中國で買い物の時等に人民元のやり取りをするると、中国人の殆どが偽札かどうか確認をします。こちらが渡した人民元札を丁寧に調べられると自分が疑われているのか思うと不愉快になりますが、一種の文化みたいなものです。何せ流通している人民元札の3割が…

中國雑感1。中国の国民監視体制①。

中国の大学の各クラスにはスパイの学生が少なくとも一人はいます。私が授業中に話したことは中国共産党に筒抜けです。このスパイ学生は宿題に自由テーマの作文を出すと必ず『南京事件』や『日本の中国侵略』等のテーマで書いてきて私の中国共産党に対する従…