中國雑感3。中国人と各国人①中国人とユダヤ人 

 中国が米国から技術盗用・技術移転強要認定されて嫌われ敵視される中、ハイテク技術を持つイスラエルが中国にとって重要な国となってきました。

 米国には中国人の留学もビザを制限され難しくなりました。最近やっとヨーロッパの先進国も中国の技術盗用を警戒し始めました。先進国で日本だけが全面的にお花畑の状態、無警戒の感じです。

 ユダヤ人について、私の中国の大学の教え子達は皆、重点大学(一流大学)か否かを問わず、中国人の友人達を含めて「ユダヤ人は頭が良い」と言います。今のところ、ユダヤ人の悪口を言う中国人には会っていません。

 中国人は中国共産党の洗脳教育のせいかまたは監視体制下での密告恐怖・同調圧力のせいか、何か意見を訊くとall or nothingという感じがします。中国では本当の世論は発見するのは難しいです。私は世界中を回って人間は皆大体同じと思っていますので、特定の民族・人種が頭が良いという意見には同調しませんが、ユダヤ人の多くが教育程度が高いというのには賛成します。

 最近、上海ユダヤ難民記念館が開かれましたが、これについては別記事言及します。

 因みに、ユダヤ人について。

 特にイスラエルでは人々は親日的でした。ユダヤ人にビザを発給し続けた杉原千畝氏は有名です。

 ユダヤアメリカ人から聞いたユダヤ人の性から見分ける方法は、多くの場合ドイツ語系の自然に関する単語が入っているそうです。例えば、Einsteinアインシュタイン ein Stein=a stone。

~berg山 Fisch魚等。ユダヤ系米人の友人の性は、Fischbein。

 フランケンシュタインの映画が封切される時、ユダヤ系の人々がユダヤ人差別だと怒るのは理解できます。

 

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   上海と杭州の間にある碧南花園付近の農村の風景