中國雑感13。南京での虐殺は、本当にあったのか?

 中国に渡る前は、私も学校での自虐史観教育の影響で日本軍が虐殺をしたのではないかと疑っていました。 

 中国で生活していると南京虐殺はあったという前提で中国人が話をします。しかし、中国で生活をしているうちに、大躍進政策での4000万人以上の餓死、中華人民共和国成立過程での反対派の50万人以上の粛清、成立後の富農や富裕階級等の100万人から200万人の処刑、チベット侵略と200万人とも言われるチベット人の虐殺、文化大革命での6000万人とも8千万人ともいわれる殺人、天安門での1万人から3万人と言われる虐殺等科学的な検証が行われないだけでなく嘘を言うので怪しいなと考え始めました。いろいろな大事故等でも調査発表がいい加減で人命軽視が甚だしいので、南京だけ詳しく検証しているとは思えなくなりました。

 今ではでっち上げだと確信しています。如何に理由を述べます。

 ①南京市で地下鉄工事が始まった時、私は大量の人骨が発見されて政府から恐ろしい発表が行われると思いました。何しろ30万人、最近では50万人が虐殺されたと日本を非難している訳ですから。

 しかし、虐殺現場や戦場では人骨が出て来ますが、中国政府から何も発表がありませんでした。南京の建設現場でも人骨が出て来たという話を聞いたことがありません。

 日頃日本をボロクソに言っている中国政府が、日本政府に気を遣って発表しなかったということはあり得ません。人骨が出ていたら、これ見よがしに発表していたはずです。

 ②追悼式典で南京市書記が居眠りをして地位を追われました。嘘と知っているからつい居眠りを・・・きっとそうだと思います。

 ③南京市共産党への死亡者数の届け出は1千人ちょっとという発表をした2人のジャーナリストが行方不明になりました。

 ④2週間で30万人は、日本軍の貧弱な火力と兵站能力では不可能です。そもそも当時南京の人口は30万人もいないのですから。

 ⑤数は問題ではない。30万人ではなくても1人虐殺したら虐殺だという意見を言う中国人が多いです。しかし、数が問題でないのなら他の戦場と同じということになりますから、既に日本人の将官が戦争責任を問われ死刑になっています。一事不再理違反です。

 ⑥国民党の将兵が民間人を装って日本軍を銃撃したという話を聞いていますから、戦時法違反で捕虜を処刑した可能性はあると思います。

 終戦時、日本軍将兵は虐殺の仕返しに南京市民から報復を受けたという話を聞いたことがありません。

 

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     上海郊外、嘉興市の水郷地帯西塘

 

 A級戦犯も合祀されている靖国神社ですが、中国人から日本政府がA級戦犯分祀したら靖国の問題は終了するという意見を言う中国人が多いです。これは政教分離という基本原則を知らないからです。一事不再理も、中国は近代的法治国家ではないので中国人には理解できないかもしれません。

 中国人は国民より政府の方が上だと思っているようです。天安門事件は、中国政府は人民の為にあるのではなく、人民が中国政府の為にあるということを示した虐殺とも言えます。

 最近、米国に敵国認定され窮地に陥っている中国は日本にすり寄ってきていますが、同時に中国各地にある反日施設での反日活動も自粛しています。

 南京虐殺反日洗脳、世界中での日本の悪口の一手段というのがよくわかります。