中国雑感26。米国による中国共産党の敵性認定について

 最近、米国による中国への非難が強まっている。ようやく米国も中国共産党の対外拡張主義に気が付き、その危険性に警戒を始めた。米国は決断すると行動が速いが、日本はお花畑というか政府はその考え・方針がよくわからない。ウイグル人弾圧等で世界中から批判されている主席を国賓招待の予定とのことだが、日本は第2次大戦のイメージがダブってしまい、やはり全体主義国家と親和性があるのかと誤解される可能性がある。 

 米国は最近中国人の学生ビザを1年毎の更新に変更する等中国による米国の先端技術盗取や浸透工作を防止する措置をいろいろ講じている。米国においては、最近中国人に対する監視が厳しくなったとのこと。

 米国の自由主義・民主主義の影響からか在米の中国人には中国共産党に批判的な者が数では世界で最も多いそうだ。米中関係を悪化させた主席に対しては、中国共産党内部に止まらず責任を問う声が強い。中国人学生達の間でも評価が芳しくなかった江沢民元主席さえ米中関係をうまくやっていたので、米国議会の共和党民主党の政治家達だけでなく一般の米国人の中にも多くの反中を作り出した周主席よりはマシだと言う中国人もいる。

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     中国人の友人が美味いと言う田うなぎ

     へびのように見えるが、へびではない。